当園について


本園は昭和34年、世界32ヶ国で教育事業(幼・小・中・高・大)に励んでいるカトリック神言修道会により、キリスト教的精神を幼児教育の理念として、創立された幼稚園です。
それ以来20数年間、カトリック教会付属幼稚園としてその使命を果たしてきましたが、時代の要求に応え、またより充実した幼稚園教育をめざして、秋田県内5つのカトリック教会附属幼稚園が合併、昭和57年4月、学校法人秋田カトリック学園を創立し今日に至っています。
しかし、平成27年4月1日に子育て支援新制度施行に伴い、幼稚園から保育園の機能を有する、幼保連携型認定こども園に移行し、これに伴い、保育園の機能を取り入れることによって、就労する両親のためには利用しやすくなりました。

人生のあらゆる困難に耐えて、それを切り開いて行く能力を持ち、しかも、芯の強い子、素直でやさしい、明るい、のびのびとした子に育って欲しいと、すべての親が願っていますが、しかし、このことは宗教的情操を欠いては不可能です。
教育基本法第9条に「宗教に関する寛容の態度及び宗教の社会生活における地位は、教育上これを尊重しなければならない」とありますが、これは宗教的情緒教育の大切さを述べているのです。これを充分に生かすことが最も理想的な教育であり、本園の建学理念であります。したがって、本園の教育は、キリスト教的情操教育により、宗教心の萌芽を培い、人格形成の礎とすることを目的としています。

本園は、研究に努力する教師陣、自然環境に恵まれた広い庭園、幼児の教育に最大の意を用いた広く明るい清楚な園舎、充実した教具、遊具、子どもの「楽しい遊びの園」にふさわしい環境等を整え、経営関係者並びに、父母、教師が一体となって、幼児教育の使命達成のために最善の努力をしています。